ペットを売らないペットショップ。

ご家庭でブラッシングやシャンプーなど、愛犬のケアをされている飼い主様も多いのではないでしょうか？
飼い主様が日常的に愛犬のケアをしてあげる事は、グルーミングの観点からだけではなく、愛犬とのコミュニケーションにも繋がるという点でも、とても重要な事です。
ただ、ご家庭でのケアだけでは十分ではない事も確かです。
ペットサロンでのトリミングは、外見を美しくするだけではなく、病気やケガの早期発見・病気の予防にも繋がります。飼い主様が気付きにくい事でも、トリマーだから気付く事ができたという事もあります。例えば、トリミング中に「しこり」を見付けて報告したところ、飼い主様は全く気付いていなかったという場合もあります。
特に毛が多いワンちゃんは、ご家庭では身体の変化や異常などを見付けるのが、非常に難しい場合が多いです。そういった愛犬の身体の変化や異常に早く対応してあげる為にも、サロンでの定期的なトリミングはとても重要になります。
また、トリミングの期間が長い間空いてしまうと、皮膚病や外耳炎などの病気が発症しやすくなりますので、ワンちゃんに合った定期的なトリミングが必要になってきます。
犬種によって期間は異なりますが、最低でも月1回のサロンでのトリミングが理想的です。
愛犬がいつも清潔で健康に過ごせるように、定期的なトリミングを心がけてあげて下さい。
愛犬の事で気になる事がありましたら、どんな些細な事でも結構ですので、トリミングの際にトリマーにご相談下さい。

愛犬・愛猫が食べるフードは、私たちが選んであげるもので、本人達が選べる訳ではありません。私たちは映画を観たり、運動したり、いろいろと楽しみがありますが、彼らにとっての楽しみのほとんどは、私たちと過ごす時間と食事で占められるでしょう。
愛犬・愛猫にあげている食べ物、あなたも同じように口にできますか？
また、それは確固たる根拠があって、選んでいますか？
今一度、フードについて、真面目に考えてみませんか？
何かを選ぶ時、基本的に1箇所からだけの情報（人・書籍など種類に関わらず）だけを、簡単に妄信しない事が大事です。遠回りですけど、もし赤ん坊の食事の事なら、本を読んで、育児用品店の店員さんに聴いて、産婦人科医や小児科医に聴いて、お婆さんに聴いて、ママ友に聴いて、ってしますよね。
ましてや、ヒトの赤ん坊の食事ほど、研究も安全性も進んでいないペットフードの世界ですから、「〇〇だけ一生食べてれば安泰」なんてのは、飼い主の怠慢以外の何物でもありません。
こういう時、意外と五感というのは頼りになるもので、フードの色・匂い・味なんか、率直に感じた事が当たっていたりします。脂っぽいもの・脂っぽくないもの、これだけでも大きな判断材料になります。
後はなんと言っても排泄物の形・臭い・色。人間でも、腸の調子が悪い時は変ですよね？
なんか、ドッグフードやキャットフードだけ、「これだけ食べてりゃOK！」みたいな、まるで魔法の食べ物みたいなイメージですが、口から入った食物の栄養を吸収して、排泄する仕組みはヒトと同じです。
しっかり真剣に考えなきゃ、健康維持できません。
例えば、結石ができた時にはphをコントロールして、弱酸性にしてやって、結晶を溶かしてやる必要があります。じゃあ、その為のフード食べれば治るのか？いやいや、絶対に水をたくさん飲まなきゃ、治りません。だから飼い主さんは、「フード＋いつでも水を飲める環境」を作ってあげなければいけません。
つまり、フードは万能の食べ物では無いという事です。健康維持・健康回復の為には、やっぱりしっかり考えて、しっかり学んで、しっかり選ぶ事が大事なんです。